FXから得た教訓

次に、FXの取引から得た教訓についてお話したいと思います。

言えるのは、何といっても、無理はしないということです。しかし、いつでも保守的では面白くないですね。時には勝負に出たいというときはあると思います。そういうときは、実行する前にリスクをしっかりと考えて、もしもの損害があることを認識してから行うということです。

負けることを考えるのは嫌なことです。できる事なら考えたくないです。しかし勝負事ですから、負ける可能性もあります。負けがこんでからいろいろ考えても、なかなかいい発想というものは生まれてきません。ですから、事前にいろいろとシミュレーションする必要があるのです。

サブプライム問題の時はコンスタントに利益もあげていましたので、いろいろな通貨を多めに買っていました。そんな中、一気に円高局面に入っていったのです。余裕資金で運用していても、やはり大負けをしていると、心に余裕がなくなってしまいます。為替相場を見ながら、下がっているのだから今買えば上がるだろうと思ったのも事実です。

しかし、実際に大負けしていると、人間は弱気になることが多いと思います(もちろん、逆に強気に出る人はいます。ただ、仕事上ならまだしも、自分のお金となると話は変わってくると思います)。実際、乱高下が激しく、おそらくあのまま持っていたら、夜も寝られない状況だったかもしれません。その時に、損切りラインというものをしっかりと決めておかなければならないということを改めて思いました。

自分は余裕資金で運用していたから、漠然としたラインしか損切りラインを明確にしていませんでした。それでも、漠然としたものであれ、決めていたからこそ、損切りができたのではないかと思います。ですから、余裕資金であっても、しっかりと損切りラインは決めておくといいでしょう。

持っていれば何とかなっていたかもしれませんが、ロスカットを防ぐために証拠金を追加しなければならず、ずっと持っているためには、余裕資金以外のお金も使わなければならないかもしれません。FXはいろいろと稼げるチャンスも多い反面、リスクも大きいものだということをしっかりと意識してチャレンジしていただければと思います。

ちなみに、大負けをした後、仕事上でもリスクというものを考えるようになりました。もしもの時を考えて、いろいろなことにチャレンジするということは決して消極的ではないと思っています。